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廃タイヤから生まれたスニーカー 「スニーカー301」が人気

モンドデザイン(東京都港区)が展開するブランド「SEAL」から、廃タイヤをリサイクルして生まれたスニーカー「スニーカー301」が、昨年11月に発売され人気を集めている。


 「SEAL」は環境を考えて、廃材から新アイテムを作り出すことをコンセプトとしているブランド。2007年頃より廃タイヤをリサイクルしたバッグ類を販売している。「廃材をリサイクルする上で、まず量が確保しやすく、加えて耐久性や防水性に優れているタイヤのチューブに目をつけました。この素材のタフさをスニーカーでも生かせると思い、開発に至りました」(モンドデザイン代表取締役・堀池洋平さん)。

 スニーカーの販売を開始したのは約1年前。スニーカー専門ブランド「スピングルムーヴ」のスピングルカンパニー(広島県府中市)と共同開発して、スニーカーシリーズの第1弾となる「スニーカー101」を200足の限定で発売したところ、2週間で完売。その後第2弾として「スニーカー 201」を発売。そして今回、昨年11月より第3弾となる「スニーカー301」が登場した。201、301とも200足限定だが、現段階ですでにその約8 割は売れているという。タイヤチューブをスニーカーとして製品化するまでには、洗浄、裁断、縫製をそれぞれ専門の各業者が担当するなど工程は複雑だが、スピングルカンパニーの技術力と相まって、品質とデザイン性の両立に成功した。

 「タイヤのゴムは伸縮するため、『足にフィットして歩きやすい』とお客様から言っていただいています」(堀池さん)。アッパーとソールが一体化しているので、丈夫で長持ちするそうだ。

 購買層の多くは、エコやファッションに関心の高い30代の男性。今後はビジネスマンに向け、スーツにも合うような靴を開発していきたいという。現在はインターネット販売が中心だが、今後は店舗展開もしていく予定とのこと。エコ、機能性、ファッション性を兼ね備えた「SEAL」のスニーカーシリーズ、ますます注目度が高まりそうだ。
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