Date:2010/07/27 19:36
前回は育毛剤のお話を少し書きましたが、今回は育毛のお話を少し。
髪の毛は毛母細胞というところで造られます。
この細胞が毛乳頭から栄養を吸収し、毛髪となって成長します。
そして毛髪の成長にもサイクルがあって「成長期」「退化期」「休止期」「発生期」で一巡し新しい毛髪は、休止期に入っていた古い毛髪を押しあげ、自然脱毛させます。
なので通常でも一定の自然脱毛は発生しますので、脱毛自体はあまり心配することではありません。
<病的な脱毛>
病的な異常脱毛には、内因性と外因性のものがあり、またさまざまなタイプがあります。
一般に分類されているのは、「休止期毛」の異常脱毛として男性型脱毛症、産後の抜け毛や ダイエットによる脱毛などがあり、「成長期」の萎縮による異常脱毛には円形脱毛症や圧迫による脱毛、薬剤(抗がん剤など)の副作用としての脱毛があります。
男性型脱毛症は、いわゆる若ハゲといわれ男性が大半です。
症状は、前頭部から後頭部にかけて脱毛したり、前頭部が後退していくのが特徴です。
早い場合は10代後半から脱毛が始まり、30代からは急激に増加します。
メカニズムとしては何らかの原因によって徐々に毛髪の成長期が短くなり、長く伸びなくなります。
その短い毛が休止期に入り脱毛していきます。(軟毛化)しかし、これは毛周期が短くなっただ
けなので、毛根の形は、自然脱毛の毛根と同じ棍棒状をしています。
原因は、遺伝的要因や、男性ホルモンの影響などいろいろ考えられています。
問題は毛母細胞が正常に働いているかどうかなんです。
脱毛の原因を探ることで、次に取るべき手段を選べます。
まずはアートネーチャーのヘアチェックをお勧めします。
その上で育毛メニューへ進むこともできます。
で、育毛が無理なら増毛っていう手段もあります。
くりおねは美容業界現役時代に1000個以上のウイッグを売りましたけど、
みなさんそれぞれ事情があって、それはそれは喜んでもらいましたよ。
もちろん自然に生えてくれば問題ありませんが、それ以外の選択肢もありなんじゃないでしょうか。
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