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無印良品「色落ちしにくいデニム」新発売のお知らせ

無印良品では、インディゴ染めのデニムと比べて色落ちしにくい染料で糸を染め上げた「色落ちしにくいデニム」シリーズを3/2(水)に発売しましたのでご案内いたします(一部商品除く)。
 この「色落ちしにくいデニム」は、染料の中で、もっとも色落ちしにくいといわれるスレン染料を使用しました。ゆっくりと染めることで、繊維の芯まで粒子が入り込むため、インディゴ染めのデニムと比べ、着用や洗濯時の擦れによる退色がしにくく、買った当初の色合いをより長く楽しんでいただけます。
 また、素材にはオーガニックコットンを使用しています。紳士3型、婦人・マタニティ各4型をご用意いたしました。



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PSP「ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー」ついに発売!

FFシリーズ総決戦第2弾。
スクウェア・エニックスより発売予定のPSP専用ソフト「ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー」がついに発売された。
 
同作品は、ファイナルファンタジーシリーズ歴代のキャラクター達による、3D対戦アクションゲームで、前作より、新キャラクターや新マップ、その他システムが強化されている。
 


(仮)エヴァンゲリヲン新劇場版・ヒトのカタチ使徒のカタチ 

■発売時期:5月予定
使途がコレクションフィギュアになって登場!

その特異なフォルムが記憶に残る『使徒』を一挙に立体化した立体使徒図鑑!

特徴的な形状の再現はもちろんの事、透明成形やABS素材を活かして劇中の彩色を再現!

2体セットでラインナップされるEVA各機はクリアカラー・メタリックカラーの2パターンあります。

【ラインナップ】
第 3使徒/第4使徒/第5使徒/第6使徒/第7使徒/第8使徒/第9使徒/第10使徒/EVA初号機&EVA零号機(改)(メタリックカラー)/EVA初号機&EVA零号機(改)(クリアカラー)/EVA2号機&EVA3号機(メタリックカラー) /EVA2号機&EVA3号機(クリアカラー)



スクエニ、PSP「ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクション」

株式会社スクウェア・エニックスは、3月24日発売予定のPSP用「FINAL FANTASY IV Complete Collection -FINAL FANTASY IV & THE AFTER YEARS-」(FFIV コンプリートコレクション)の新情報を公開した。


 「FFIV コンプリートコレクション」は、「ファイナルファンタジーIV」(FFIV)と「FFIV」の十数年後の物語を描く「ファイナルファンタジーIV ジ・アフターイヤーズ」(ジ・アフターイヤーズ)の2作品を収録したパッケージ。「FFIV」と「ジ・アフターイヤーズ」の時代をつなぐ新シナリオ「Interlude」(時田貴司氏が担当)を追加している。

 また、DS版で制作されたCGムービーや、「FFIV」関連作で描かれた天野喜孝氏のイラストを鑑賞できる「ギャラリーモード」を収録している。

 明らかにされた新情報は、漆黒の竜騎士「カイン」と「ジ・アフターイヤーズ」からの新システム「バンド・システム」、「月齢システム」、「チャレンジダンジョン」について。さらに、イメージイラストや登場キャラクターのCGモデルに加え、「FFIV」の新規スクリーンショットも公開された。

 また、「FFIV コンプリートコレクション」の公式サイトにて現在公開中の「店頭用プロモーションムービー」を弊誌でも公開する。


「地球防衛軍2 ポータブル」オリジナル武器のビジュアル画像など新情報を公開



ディースリー・パブリッシャーは、2011年4月7日に発売予定のPSP用ソフト「地球防衛軍2 ポータブル」について、新情報を公開した。

 新たに公開されたのは、これまでの「地球防衛軍」シリーズにはなかった新要素である通信プレイの詳細と「地球防衛軍2 ポータブル」のみのオリジナル武器のビジュアル画像だ。

 そのほか、新たな敵のビジュアルも公開となっているので、詳しくは下記をご覧いただきたい。

通信プレイ(協力・対戦)
 「地球防衛軍2 PORTABLE」では、「協力」と「対戦」の2種類の通信プレイモードを搭載している。協力プレイでは、参加した全ての隊員が協力して1つのミッションに挑む。1人では太刀打ちできない難易度の高いミッションに挑めることも魅力だが、地球防衛軍シリーズの特徴である攻撃力の高い武器を使い、味方を巻き添えにしながら敵を倒すことができるのも楽しみのひとつ。


【PSP/PS2】『エビコレ+ アマガミ』新たな発売日は3月31日!追加特典として「メッセージカード」が同梱!



角川ゲームスは、延期を発表していたPSP&PS2用ソフト『エビコレ+ アマガミ』の発売日が、3月31日に決定したことを明らかにしました。

本作は、2006年に発売されたPS2用恋愛SLG『アマガミ』に、新要素やシステム修正を施した改良廉価版。ミニゲームとして新規シナリオで展開する“ぬくぬくまーじゃん”が追加される他、おまけモードの出現条件の緩和、シーン再生での主人公の名前の変更、美也チェックのあり・なしが設定可能になるなど、システムもより遊びやすく進化しています。

また、本作の発売が延期したことへのお詫びとして、追加特典「『エビコレ+ アマガミ』発売日変更お詫びメッセージカード」が新たに用意されることが決定。こちらはヒロインの一人「森島はるか」のシャワーシーンを描いた一枚となっています。特典の数には限りがあり、無くなり次第終了になるとのことですので、ご注意下さい。


『新・季節のくるねこ便2 江戸版』2011年3月4日に発売♪



リアルな猫の魅力を笑いと感動でみせる、ハピハピほっこりライフ!大ヒット「くるねこ」の新シーズン!
【新・季節のくるねこ便2封入特典】DVDオリジナルの、プレミアムぬいぐるみ付き!
1巻の江戸版とびだす絵本からのスピンアウト企画、“魚売りのぼん”ぬいぐるみ!2巻はその絵本の主人公の“魚売りのぼん”がぬいぐるみとして登場です。
DVD映像特典は、TV未放映・長尺エピソードは「ニャーロック・ホームズ」シリーズ!初回限定生産版、通常版共に、1~4巻までDVD特典として、1話完結のTV未放映ロング・エピソードを収録。しかもストーリーはDVDオリジナルの書き下ろし!
胡ぼんがシャ・・ニャーロック・ホームズに、ぼんがワトソンならぬワトぼんに、このコンビが数々の難事件を解決していく!?
さらにニャーロックの世界を超えて、あんな人や、こんな人もパロディで登場!!


「TIGER & BUNNY」 BD&DVD発売発表 5月27日から


 2011年4月から毎日放送、TOKYO MX、BS11などで放映を開始するSFヒーローアニメ『TIGER & BUNNY』のBlu-ray Disc(BD)とDVD第1巻が5月27日に発売される。放映開始までまだ1ヶ月あまりがあるが、早くも発売決定となった。
 『TIGER & BUNNY』は、ガンダムシリーズを手がけてきたサンライズがアニメ制作、キャラクター原案・ヒーローデザインをマンガ家の桂正和さんが担当する。ヒーローを職業とする主人公たちという異色の設定を作り上げるのは豪華スタッフ陣、2011年春シーズンの注目作である。


ニコン、「COOLPIX P300」など4機種を3/18発売



ニコンイメージングジャパンは、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」の新モデル「P300」「S9100」「S6100」「S3100」など計4機種の発売日を決定。3月18日より発売すると発表した。なお、3月に発売を予定していた「S4100」については、発売日を3月から5月に延期すると発表している。

「COOLPIX P300」は、焦点距離24~100mm(35mm判換算)の光学4.2倍ズームNIKKORレンズを搭載したモデル。コンパクトデジタルカメラではもっとも明るい開放F値1.8を実現するのが特徴だ。

撮像素子には、1220万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載。背面モニターには、表面に反射防止コートを施した3.0型液晶(約92万ドット)を装備する。機能面では、レンズシフト方式手ブレ補正「VR」機能で、手ブレを抑えた撮影が可能。さらに、プログラムオート、絞り優先、シャッター優先、マニュアル露出の4つの露出モードや、1200万画素で約8コマ/秒の撮影が可能な高速連写機能、モニターを見ながら色合いを調整できる「クリエイティブスライダー」を搭載する。ボディカラーはブラック。価格はオープン。

「COOLPIX S9100」は、「COOLPIX S」シリーズで新たにラインアップされたモデルで、焦点距離25~450mm(35mm判換算)となる新開発の光学18倍ズームNIKKORレンズを搭載。撮像素子には、1210万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、進化した「夜撮りキレイテクノロジー」を備えているのが特徴だ。機能面では、上下・左右方向に対応したダイナミックなパノラマ写真を撮影することができる「かんたんパノラマ」や、犬や猫が正面を向くとカメラが自動的に顔を認識し、ピントを合わせ自動撮影する「ペットモード」などを搭載。背面モニターには、約92万ドット表示対応の3.0型液晶を装備する。ボディカラーは、グロリアスレッド、ノーブルブラック、ソフィアゴールドの3色。

「COOLPIX S6100」は、焦点距離28~196mm(35mm判換算)の光学7倍ズームNIKKORレンズを搭載したモデル。機能面では、暗い場所でもきれいに撮れる「夜撮りキレイテクノロジー」を搭載。「ペットモード」も新たに搭載している。撮像素子には、1600万画素の1/2.3型CCDセンサーを搭載。背面モニターには、タッチパネル対応の3.0型液晶(46万ドット)を装備する。ボディカラーは、スーパーレッド、ノーブルブラック、シャンパンシルバー、グロスピンクの4色。

「COOLPIX S3100」は、焦点距離26~130mm(35mm判換算)の光学5倍ズームNIKKORレンズを搭載したモデル。機能面では、「ペットモード」を新たに搭載している。撮像素子には、1400万画素の1/2.3型CCDセンサーを搭載。背面モニターには、2.7型液晶(23万ドット)を備えている。ボディカラーは、フレッシュピンク、シャンパンシルバー、ファインパープル、シトラスイエロー、カジュアルブルーの5色。


『アイマス2』ついに発売!新たなSSや関連商品など



バンダイナムコゲームスは、本日2011年2月24日(木)に発売されたXbox 360向けソフト『アイドルマスター2』に関して、同作のゲーム内容にまつわる新たな情報を公開した。

 『アイドルマスター2』では、Xbox 360『アイドルマスター』より少し未来の芸能事務所「765プロ」を舞台に物語が展開。それぞれ1歳ずつ成長した、前作でもお馴染みの天海春香、高槻やよい、如月千早などのアイドルたちをプロデュースしていく。

 今回は、「アイドルアカデミー大賞」の最初の関門となるノミネートやダウンロードコンテンツ「カタログ創刊号」のエクステンド衣装、そして新曲「SMOKY THRILL」の「ステージフォーユー!」ステージ画面を写したSSおよび情報などが到着。その他、『アイドルマスター2』にまつわる関連情報も公開されている。


いきものがかり、初のライブDVD&Blu-rayが発売決定!

今、老若男女問わず幅広い層から支持を受けるアーティスト、いきものがかり。

そんな彼らがデビュー6年目にして初のライブDVD&Blu-rayを2011年4月27日に発売することが決定した。

タイトルは「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2010 ~なんでもアリーナ!!!~」

昨年行った初のアリーナツアーと同タイトルで、今回のDVD&Blu-rayにはその中から2010年11月12日に行った横浜アリーナ公演の模様が全曲ノーカットで収録される。

いきものがかりにとって長年の夢であった地元・神奈川の横浜アリーナでのワンマンライブを余すところなく堪能できる作品に仕上がった。さらに映像特典として、メンバーによる公開反省会「コメンタリーでゴメンたりー(仮題)」、インタビューを盛り込んだバックステージ映像、ライブMC集を収録予定。実際にライブを観たファンも楽しめる盛りだくさんの内容となっている。

本編と特典を併せた総再生時間はなんと約4時間!監督は「青春ライン」「ホタルノヒカリ」などのいきものがかりMusic Videoの監督を務めた大橋陽。


PSP『Princess Frontier』店舗特典イラストは“お色気”満載

アルケミストは、2011年4月7日(木)発売予定のプレイステーション・ポータブル向けソフト『Princess Frontier Portable(プリンセスフロンティア ポータブル)』に関して、同作の店舗別特典イラストを公開した。


『Princess Frontier Portable』は、2008年3月にAXL(アクセル)が発売したPC向け恋愛ADV『Princess Frontier』に更なる追加要素を加え、PSPに移植した作品。ちなみに本作は、『恋する乙女と守護の楯 The shield of AIGIS』『恋する乙女と守護の楯 Portable』に続くAXL/Alchemistによる移植作品第3弾となっている。
 PSP移植版となる本作では、新規ヒロインシナリオの追加に加え、原作版修正シナリオに合わせてシナリオの大幅加筆を実施。執筆は原作・AXL作品全般を手がけるストーリーワークスが担当している。

 今回公開された本作の店舗別特典イラストは計7枚。そして、どれもリボンやスケスケの衣装、さらには逸し纏わぬ裸など、思わず息を呑んでしまいそうなイラストばかりとなっている。そこで今回は、各店舗の担当者からイラストについてのコメントも併せて到着しているので参考にしてみてほしい。


進化した読書スタイル ~ますます読書が好きになる~ iriver 「Cover Story Basic」新発売

株式会社マウスコンピューター(代表取締役社長小松永門、本社:東京都、以下マウスコンピューター)は、アイリバーブランドの電子書籍リーダー「Cover Story Basic」2GB モデルを2011 年4 月1 日(金)に同社オンラインショップ「iriver e ストア(http://www.iriver.jp/estore/ )、 マウスコンピューターダイレクトショップ内「アイリバーゾーン(http://www.iriver.jp/store/ds.php)」、iriver ダイレクト・楽天市場店(http://www.rakuten.ne.jp/gold/iriver-jp/)および、全国の主要パソコン専門店・家電量販店ならびに小売店にて順次発売いたします。



直販価格は、2GB :19,800 円(税込)2011 年2 月25 日(金)より同社オンラインショップ及び一部家電量販店舗にて先行予約受付を開始します。


 マウスコンピューターは、今後も積極的にユーザーの声に耳を傾け、日本市場において多岐にわたるポータブルデバイスのラインアップ拡充、「iriver」ブランド認知の拡大、および市場シェア獲得のため、戦略的に製品投入を図ってまいります。


無題

携帯機で遊ぶ本格無双!3DS『戦国無双 Chronicle』

【送料無料】戦国無双 Chronicle

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価格:5,177円(税込、送料別)



ニンテンドー3DSのローンチタイトルとして発売予定の『戦国無双 Chronicle』。実はDSプラットフォームで初めてとなる「戦国無双」シリーズとなります。立体視ゲームとして、また初のDSプラットフォーム参入タイトルとして、「戦国無双」シリーズの開発を統括する鯉沼久史氏に話を伺いました。

――― 3DSで『戦国無双 Chronicle』を作られることになった経緯を教えてください。
鯉沼:任天堂さんから新しい携帯ゲーム機が発売されるということで、何か我々でもゲームを作りたいね、という話になりました。その際、任天堂さんからカジュアルゲーマーよりは、ゲーム好きなユーザーが喜ぶものを作って欲しいというリクエストがありました。DSでは主にハードスペックの問題から、これまで一騎当千の爽快アクションが楽しめる「無双」シリーズを発売できなかったので、それなら「戦国無双」で新しいモノを出してみようと考えたんです。

――― 『戦国無双3』の時も、任天堂さんと緊密に開発をされていましたね。
鯉沼:そうですね。あの時もWiiに向けて、ゲームユーザーに喜ばれるようなものをというお話がありました。その時期に「戦国無双」シリーズの今後について議論が進んでいましたので、じゃあ一回やってみようか、ということで開発を始めたんです。

――― 3DSの最初の印象はいかがでしたか?
鯉沼:初めて見た時、任天堂さんから「裸眼3D」などの前説明がなく、単に「次のDSはこれです」という形で紹介されたんですよ。何も知らずに見たので、「おっ!」という驚きを受けましたね。

――― 開発は「3Dの活用」を中軸に進んだのでしょうか?
鯉沼:いえ、それよりも、もともと「無双」の一騎当千アクションをDSで実現できていなかった、という点がありました。そのため今さらですが、タッチスクリーンを生かした「無双」を作りたいね、という形で進みました。一方でイベントシーンやプリレンダムービーでは、3Dが映えるような見せ方を研究しました。このように二軸で考えました。

――― タッチスクリーンで武将を切り替えて遊ぶというアイディアは、昔からありましたか?
鯉沼:そうですね。「無双」シリーズは特定の武将を操作しながら、その武将の視点でゲームやストーリーが展開していくスタイルをとっていました。それが、もう少し俯瞰した形で、武将の采配を意識して遊べると、面白いかなというのはありました。「この方面はこの武将で戦う」といったように、場面を切り替えながら常にホットな戦場で遊ぶ、というネタはずっと温めていたんです。関ヶ原の戦いなんて、本当に戦場が広いですからね。

――― 武将を切り替えることで、すぐに戦いの中心にいけるのは良いですね。
鯉沼:ええ。「ある武将を別の地点に救援に向かわせる」など、采配が自由にふるえるようになるので、慣れれば慣れるほど、快適に遊べるようになると思いますよ。

――― 3DSといえども、据え置きゲーム機より表現力で劣るのは事実です。一騎当千の爽快感を演出される上で、かなり苦労されたのではないでしょうか?
鯉沼:実際、かなり苦労はしましたね。特に今回は新しいハードなので、スペック上の限界点を、最初はすべて想像のもとで作り始めたんです。なんとか「無双」と呼ばれるくらいまでには、作りこまなければならないというプレッシャーもありまして、いろいろ工夫して、ここまで仕上げました。

――― 携帯ゲーム機の性能が向上すると、据え置きゲーム機との差別化が難しくなる印象も受けますが、いかがでしょうか?
鯉沼:うーん、3DSに関しては、二画面、タッチスクリーン、通信機能、それから今回は使っていませんがジャイロなど、ハードの特性を生かしたゲームは必ず出てくると思いますので、必ずしも据え置き機と一緒になるとは思いません。やっぱり、家でやるなら大きい画面でゆっくり遊べるほうがいい、という方もいらっしゃるでしょうし。一方で携帯機では出先でちょっと遊んで、すぐに中断できるような作りがいいと思うんですよ。もちろん、まったく同じゲームも出てくるでしょうが、それぞれ違った方が面白いゲームになるのではないでしょうか?

――― 3Dのゲーム開発は大変でしたか?
鯉沼:そうですね…。初めて3DSを見た時、まず本体内蔵のカメラで3D写真が撮れる点に、驚きました。そこで、3D写真が撮れるデジタルカメラや、3Dムービーが撮れるデジタルビデオを買ってきて、さまざまな風景や動画を撮影し、どういうシチュエーションが効果的か、みんなで勉強しました。既存のムービーをそのまま3Dに対応させると、状況によっては結構目が疲れるので、3Dにしたときに良い点、悪い点が、ちょっと今までとは違うと感じましたね。そこは今作でも注意しましたし、今後の課題だと思います。映画も同じで、ある程度3Dにしておけばいいやという点が、今後は3Dだからこういう演出だよね、などと成熟していくのではないでしょうか。

――― オープニングムービーの3D演出で武将が重なり合って登場してくるところに、まず心を掴まれました。
鯉沼:あれも開発初期のバージョンでは目が疲れるなどの声が出まして、何度も作り直したんですよ。理論的なモノがあるらしいんですが、当時は我々も勉強不足でして。ただ、一年ちょっとくらいかけて開発を続けて、最初に作ったものからかなりよくなったと思います。

――― 3Dになることで、情報の伝えやすさや迫力など、演出面は良くなりますか?
鯉沼:本作では、アクションシーンでは戦場の奥行きを表現したり、イベントシーンでは飛び出す演出を生かすような構成にしたりと、シーンに合わせて作っています。今後は演出面だけではなく、立体視だからできる、なにか新しい遊びが出てくればいいですね。 

――― 『戦国無双 Chronicle』では、そうした要素はありますか?
鯉沼:今回は「任天堂さんの携帯機で、ちゃんと遊べる『無双』」というコンセプトでスタートしましたので、先ほど説明したように「タッチスクリーンが使える『無双』」「3Dで映像やイベントの迫力を出したい」という2点がポイントでした。そのため「3Dを生かした新しい遊び」は、ごめんなさい、次の課題にさせてください。

――― ゲームシステムにおける新要素を、簡単に説明いただけますか?
鯉沼:はい。今までは各武将に個別のシナリオを用意して遊んでいただき、武将の魅力を伝えるというスタイルをとっていました。それが今作では開発の当初から、けっこうしっかりと戦国の歴史を追いかけていくスタイルに変えようと決まりました。実際、メインモードの「無双演武」では、戦国初期の河越夜戦(1546年)から大坂夏の陣(1615年)まで70年近いストーリーを盛り込んでいます。そのため特定の武将というよりは、歴史を見る傍観者的な主人公をおいた方が良いということになり、男女の主人公を設定しました。ここが第一の大きな違いとなります。

――― なるほど。
鯉沼:またフランチャイズを長く続けてくると、アクションが好きというユーザーだけでなく、この武将が好きとか、声優さんが好きとか、ニーズが多様化してきます。そこで今作では主人公と各武将の間での友好度を設定し、コミュニケーションの要素を加えました。会話イベントで表示される選択肢などで友好度が変化し、友好度が上がると、その武将の固有の武器や技(モーション)が使えるようになります。ストーリーの終盤では友好度によって、シナリオが分岐する仕掛けもあります。

――― おもしろいですね。
鯉沼:通信面では「すれちがい通信」で自動的に合戦が楽しめる機能を入れました。これは4人の武将を出して陣形を決め、すれちがうと自動的に合戦が行われるというもので、勝敗によってアイテムが獲得できたり、相手の持っている武器が入手できるミッションを遊べるようになったりします。また、「いつの間に通信」でのシナリオ配信も予定しています。

――― 「すれちがい通信」はセーブデータを登録すれば12タイトルまで同時にすれ違えるようになったので、かなり広がりが持てそうですね。
鯉沼:ええ。ユーザーさんの間で、どれくらい遊んでいただけるものなのか、こちらも手探り状態なんです。それで試験的に入れてみました。ただ私も「ドラゴンクエストIX」の時、かなり街中で「すれちがい」を体験しましたので、3DSではさらに可能性を感じますね。
――― ROMの容量も大きくなりましたね。
鯉沼:今作は2GBのROMを使っています。ムービーはもっと入れたかったんですが、容量の限界で削らざるを得ませんでした。そのかわりフルボイスを実現していまして、据え置き機なみに入っています。

――― 「ニンテンドー3DS体験会」で遊ばせていただきましたが、そのときよりも遊びやすくなっていますね。
鯉沼:ありがとうございます。まずインターフェースを作り直しました。また体験会では、もっと入門的なものにするか、序盤の山場シーンにするのか、迷ったんです。ただ「武将の切り替え」ができないとつまらないので、山場にしたんですね。ですので、体験会でプレイしてみて難しいと感じた方もいらっしゃるかと思いますが、製品版ではチュートリアルの要素を多く盛り込んでいるので、自然に遊んでいただけると思います。今なら体験できるお店もありますので、見つけたらぜひ遊んでみていただきたいですね。

――― 最初にキャラクター選択をした後で、いろいろな質問に答えていく場面がありますね。あの回答は何に影響するのですか?
鯉沼:選択によって、初期パラメータと成長タイプが決まります。もっとも成長を続けていくと、最後は強くなりますので、ちゃんとクリアできますよ。主人公への思い入れを深めて欲しいという意味で加えました。

――― 新キャラクターは登場しますか?
鯉沼:今回はしっかりと歴史を追ってみようという点がコンセプトでした。そのため新武将を追加しても、武将ごとのシナリオで遊べるわけではないので、魅力を伝えにくいんです。そのかわり、これまでの「戦国無双」シリーズで登場した40名の武将はきちんと登場します。また外伝シナリオでは「東西無双決戦」みたいな、かなり面白い内容も入っています。

――― E3版で出展されたバージョンから考えれば、大きく変わりましたね。E3版では必殺技の決めポーズだけが3D表示される、限定的な内容でした。
鯉沼:E3版は本当に大変でした。まだハードの検証も済んでいない状態で、急遽出展することになったんです。なんとかプレイアブルなものが出せて良かったと思います。実際プリレンダムービーにしようか迷ったんですよ。ただ「無双」シリーズはアクションゲームですから、意地でもプレイアブルなものを出展しようと思い、がんばりました。

――― DSから3DSになって解像度を初めとした、さまざまなスペックが上昇しましたね。
鯉沼:うーん、スペックというよりは立体視だったり、通信機能の強化だったり、ジャイロや3Dカメラ、ARなど、新しいハードの特性が入ったことの方が嬉しかったですね。もちろんスペックが上がったのも魅力ではありますが、欲を言ったらきりがないので。確かにタッチスクリーンで遊べる「無双」が作れたのも、基礎スペック向上なしにはあり得なかったので、そこは大変ありがたかったです。まだローンチなのでハード性能がフルに出せてないのは重々理解していますが、今後の研究次第でさらに色々出来そうな気がします。

――― なるほど。
鯉沼:あとは今回作ってみて、どこまで「すれちがい通信」の機能を皆さんが使われるのか。自分の顔の写真を取り込んで「顔シューティング」などを遊ばれるのか。ARGなども含めて、新しい遊びがどう生まれてくるのか。そういったことを興味深く見ていきたいですね。

――― いろいろ可能性が広がりそうですが、そうしたアイディア会議などは行われますか?
鯉沼:いや、今は新しい玩具を与えられた段階で。どう遊べばいいのか、という感じですね。それをどう組み立てればいいのかは、これからです。ある程度の基礎知識は蓄積できましたので、あとはユーザーさんの指向がどこに向くのか。新しいアイディアが出せて、おもしろくなりそうであれば、また考えていきたいです。

――― 「戦国無双」のシリーズ展開について、方向性はありますか?
鯉沼:今はまだお話できませんが、私の中にはあります。ゲーム以外にも、昨年10月に声優イベント「戦国無双 声優奥義 2010秋」をやらせていただいて、確かな手応えも感じましたので、ユーザーさんに支持していただける限りは、続けていきたいですね。この3月に「声優奥義 2011春」も予定していますし、グッズ商品などの展開もありますので、「戦国無双」の世界はますます広がっていくと思います。

◇ コーエーテクモゲームス本社にて

――― 最後に読者に一言お願いします。
鯉沼:3DSの立体視で遊べる「無双」ということで、3Dはもちろん、タッチスクリーンで武将を切り替えて遊ぶ新しいシステムが入っています。シリーズファンの方はもちろん、新規ユーザーの方々も、ぜひ遊んでいただきたいです。

――― ありがとうございました。